『好きなことを仕事にする』に嫌悪感を抱いていた過去

「好きなことを仕事にする」
かつての私は、その言葉に嫌悪感すら抱いていた。

あまりにも『個人事業主的』な響き。

それは、趣味の延長線上のようで、経営者としての拡張性や戦略性に欠けている気がして、
気づけば、アレルギーのような拒否反応を持っていた。

でも、あるときふと気づいたのだ。
わたしは、好きなことでしか、仕事にできない体質なのだと。

改めて、自分の仕事との向き合い方を振り返った時に、
本当に深く、長く、真剣に向き合い続けられるのは、好きなものだけだった。

そして、視点を変えてみると──
グローバルでご活躍されている経営者の方々の原点も、実は『好き』から始まっているではないか。

例えば、

  • ビル・ゲイツ氏
  • 夜中に家を抜け出して、学校のコンピュータに触れていた。

  • スティーブ・ジョブズ氏
  • 芸術と機械の融合に魅了されていった。

  • イーロン・マスク氏
  • 子どもの頃からSFや宇宙に没頭していた。

最初はみんな、「面白いから」「もっとやりたいから」だった。
『好き』から逃げてはいなかった。

むしろ、
『好き』を極め抜いていたのだ。

好きを『社会的な価値』まで引き上げられるか?

ここで重要な論点となるのが、
大切なのは、『好き』なだけじゃなく、
それを『社会的に価値あるもの』まで引き上げられるかどうかだ。

仕事と趣味の境界線

ここに、仕事と趣味の決定的な違いがある。

『好き』なことは、したらいい。
しかし、それが個人的な趣味なのか、社会的な意義を持ち必要とされるものなのか。

我欲なのか、公の心なのか。

どの視点で、成すのか?
そこに、違いがあるのだろう。

責任を持って、価値提供として成立させること。
それこそが、プロであり、経営者の視点だと思う。

結論:わたしは、好きを体現し続ける。

だから今は、こう思うようになった。

好きなことで稼ぐは、決して浅い考えではない。
好きを『価値』に変えられる人こそが、ビジネスを続けていけるのだと。

魂から湧き上がる『好き』に正直で在れること。
それは、とても幸福なことだ。

やらないと気が済まない衝動。
気がついたら、やっている。

もし、そんな感覚に出会ったのなら・・・
趣味にとどめず、社会的な意義を持つところまで極めて見るのはいかがだろうか?

そのあなたの中にしかない貴重な感覚は、天からのギフトなのかもしれません。

あなたから生まれる

『すき』
『やりたい』
『なぜか、やることになる』

そこにデザインで、本来の価値を世の中に伝えていく。
それが、MY DESIGNの姿勢であり、これからも、そんな制作をし続けたい。